×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
シリアス
まだ自分の中のなつきと静留の立ち位置がはっきりしてないので
これから変わっていくかもしれない。
というより変わっていってほしい。
でもどんなに変わろうと
きっとこのふたりは永遠に罪の意識に囚われ続けると思うかな。
弱いから強くなろうとする
でも独りじゃどこかで必ず折れてしまう
きっと永遠に強くなりきれない
なつきと静留はそんな弱い人だと思う。
でもなつきは静留みたいに抱えきれなくなった想いを
狂い曝け出したことがないし、自分を愛するあまり壊れた静留を見てるから
今では静留以上に痛みも苦しみも、ひとりで抱え込んでるんじゃないかな。
あくまで全部我が家のなつ静観なので
いろいろ思うところはあると思いますがサラッと流してください。
*************************
満月の夜はこうやって
淡い光が隣で眠る静留を照らし出す
お前の綺麗な手を見るたびに思い出すんだ
私の残酷さを
どうして気づかなかったのか
どうして止められなかったのか
どうしてこの手に罪を犯させてしまったのか
まだお前の想いを知らなかったときも
修羅となり果てたあのときも
共に死んだときも
もう1度お前と共に生きることを許されたときも
いつだってお前の手は綺麗だった
お前は少しも汚れていない
いつまでも美しいまま
「な…つ…」
頼むから
そんなに綺麗な声で
そんなに綺麗な心で
私を求めないで
「静留っ……」
ごめんね
お前に罪があるとしたらそれも全て
私の罪だよ
全て私が背負うべき罪
全て私に還ってくる罪
お前が背負うことはない
痛むことはない
でも私が傍にいる限りお前は痛むんだ
「ごめんっ…」
愛してるから
だからごめん
分かっているけど傍にいさせて
この罪も背負うから
「しず…っる…きれ…だっ…」
綺麗すぎて
痛いよ…
でもこの痛みは罪の代償
静留を離してやれない弱い私の罪の証
いつまでも美しい静留の傍で
いつまでも罪は私のもの
PR
Comments
Post a Comment